リーダーシップラボ|エンパワーメントの実践は行動科学研究所

リーダーシップラボ

プログラム概要 Programs

エンパワーメントリーダーシップを学び、実践するワークショップ


 

『個々のメンバーの力を引き出し、考え方の違いを越えてつながりながら、組織の集合知を発揮すること。簡単に答えの見つからないような様々な課題に対して、チーム全体で道を切り拓いていくこと。そのようなリーダーシップをエンパワーメントリーダーシップと呼びます。』

 

 

リーダーシップラボは全6回(月に1度)のグループセッションで、エンパワーメントリーダーシップの実践に必要な学びができます。

 

様々な業種の企業から多様なリーダー的人材が集まることで、視野が広がり、エンパワーメントを共に学び合う仲間ができ、お互いに良い刺激があることが、リーダーシップラボの大きな魅力の一つです。一方、企業や組織に属さない方でも、これからの自分のキャリアを考えておられる方に適した講座です。

 

 

エンパワーメントとは


 

エンパワーメントとは誰かにパワーを与えることではありません。また誰かからパワーをもらうことでもありません。自らが自分の中に眠っている力を呼び覚ますことを言います。

 

そのためには、私たちは自らの内面に向き合う必要があります。なぜならば、そこにこそ私たちの可能性が眠っており、まだ同時に、可能性を阻害しているものも存在しているからです。

 

自らとの深層対話を通して、自分自身に気づくこと。ここからエンパワーメントが始まります。私たちはこれまで、あまり自分自身の内面を見つめることはしてきませんでした。そもそもどのように自分と向き合えばいいのかがわからなかったということもあるでしょう。あるいは、与えられたタスクを指示通りに実行するには必要がなかったからなのかもしれません。

 

しかし、先の見えない中で道を切り拓いていかなければならないこれからの時代では、自分の内面との深層対話を抜きに結果を生み出していくことはできません。

 

 

ティール組織とソース原理


 

リーダーシップラボでは、ティール組織やソース原理など、組織やリーダーシップに関する最新の学びを取り入れることで、学びをより深いものにしていきます。

 

いま私たちにとって必要な変化は、新しいレンズを通して見ることで、その本質をはっきりと掴むことができます。新し組織に特徴的な3つの柱、セルフマネジメント、全体性、そして存在目的を明確にしたティール組織のレンズ。また、ソースである一人のビジョンやアイデアが、どのように他者を巻き込みながら実現されていくか、そのプロセスを明確にしたソース原理のレンズ。

 

それらが具体的に組織変革を進めていく上でどのように力になるのか。自らの組織に照らし合わせたときに、どのような課題が見えてくるのか。また、どのような具体的行動が浮かび上がってくるか。私たちの組織に当てはめながら考えていきます。

 

 

 

エンパワーメントが必要になる時


 

エンパワーメントが必要となるのは、例えば次のような場合です。

 

    1. 自分を変えたい、変わらなければならないと思う時
    2. 自分の持っている可能性を見出し、発揮したいと思う時
    3. 答えの見えない問いに向かい合っている時
    4. 言葉にならない、モヤモヤしたものを抱えている時
    5. 他者のエンパワーメントを願う時
    6. 多様な人たちと共創し、チームで結果を生み出していく時
    7. 人生の意味を深く問う時

 

 

リーダーシップの本質とは?


 

リーダーシップの本質は、いかに他者と関わるかにあります。いかにして結果を出すかではありません。

 

いかにして結果を出すかに目が奪われると、そのために自分自身も、周りの人たちもコントロールしようとします。一方、他者との関わりに意識が向くと、お互いの成長を大切にするようになります。その結果として、様々な成果も出るのです。

 

コントロールするとは、いかにして人を”動かすか”ということ。この発想から生まれてくるのは、動かされる人であって、自ら動く人ではありません。

 

「どうしてみんな自ら動くようにならないのだろう?」と思うのであれば、無意識の内に自分は相手をコントロールしていないだろうかと問うてみるのもいいでしょう。そのように自らと向き合える力を持った人が、エンパワーメントリーダーシップを発揮するのです。

 

 

自分と周りをエンパワーできるリーダーになる


 

まず自分自身のリーダーになること。それがリーダーシップの原点です。「本当にやりたいことは何だろうか? 今問われていることは何だろうか? 今自分に必要なのは、どのような成長・変容か?」これら全てが、リーダーシップに関わる問いかけです。自分を知り自分の力を引き出すことが、最初の、そして最も大切なリーダーの仕事だと言えるでしょう。

 

VUCAの時代(不安定、不確実、複雑、曖昧)に求められるリーダーシップは、個々のメンバーの力を引き出し、考え方の違いを越えてつながりながら、組織の集合知を発揮することです。

 

自らがエンパワーしていきながら、更に周りをエンパワー出来る力をつけていく。このような力を持ったリーダーを生み出していく場、それがリーダーシップラボです。

 

 

 

 

エンパワーメントリーダーシップがもたらすもの


 

  1. 一人ひとりが自ら考え、判断し、自律的に動けるようになる
  2. それぞれが思っていることを言葉にできるようになる
  3. チームをエンパワーできるリーダーシップが育まれる
  4. いろんなアイデアが生まれ、化学反応が起こる
  5. 問題の本質を見つける力がつく
  6. 困難な状況に強くなる
  7. 変化への適応力が高くなる

 

 

講座内容


 

第1回 エネルギーとエンパワーメント

  • 「エネルギーのボトルネック」を意識する
  • 心のマネジメントの鍵は「エンパワーメント」

 

第2回  元型という視座

  • 全ての仕事における根幹的技法「深層対話力」を身につける
  • 自己と向き合うための強力な言語「元型」

 

第3回  変容マップを 作成する

  • 「課題設定能力」を磨く
  • 自らの成長と変容が描かれた「変容マップ」を作成する

 

第4回  3フェーズと 3ベクトル

  • 様々な問題を「フェーズ」と「ベクトル」から俯瞰する
  • 「風景の共有」がチームの力を引き出す

 

第5回  エンパワーメントリーダーシップとは?

  • ロナルド・ハイフェッツの「リーダーシップ論」
  • 全ての人がリーダーシップを発揮する「渡り鳥型組織」

 

第6回  現場を変える力

  • 「意識→行動→結果」のサイクルを回し続ける
  • 「共創」するチームへの変容

 

実施形式 集合研修
開催場所 京都ロームシアター会議室
開催日時 10時〜16時
参加人数 最大18名程度
受講費 全6回:165,000円( 税込)

・料金はご受講前にお振り込み下さい。

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